FRACT OSCの感想とかなんやらを色々と(ちょっとだけネタバレ要素アリ
音楽って良いですよね。激しい音楽は気分を高まらせるし、静かな音楽は癒しがあって。聴いていれば情景が浮かぶ物もあるし、その歌詞に感動するときもある。
だから音楽って好きなんですよ。あ、いや、個人差はありますし、人によって楽しみ方は変わると思(ry
そして、その音楽をダイレクトに取り込んだ音楽調査ゲームであるFRACT OSCについて、少し書きたいと思います。
さあ買え!!!(無茶振り)
とまあ、それはひとまず置いといて。
音楽調査ゲームってなんだよ…という人は多いと思います。だってそりゃもう字面だけ見るとジャンルが不明ですし。
ゲームを起動するとまずこの"スタジオ"にやってくる。ちょっと暗い
実際に遊ぶと分かるのですが、一人称アドベンチャーとか、謎解き探索ゲーといった感じです。
操作は以前紹介したNaissanceEとは少しだけ違い、Usekeyを押すと
→
このように通常状態では見えない表示が見えるようになります。そして、この状態だとマウスを動かしても視点は動かず、所謂ポイント&クリック形式のゲームのようにポインターだけが動くように。
見えない表示が写るシステムがけっこう面白く、一見何も無いような場所に表示が現れるのがなかなか綺麗だったり、ビジュアル的に凄くカッコイイんですよね。
一度は憧れた事ありません?手を振りかざすと3つくらいの画面が空中に表示されて、キーボードでなんか操作できるアレ。
Hybride "Pacific Rim" VFX Breakdown - YouTube
アレですよ!!!
探してる途中に指摘されたんですが、ホログラフィックディスプレイとかなんとか 日本でも研究されている模様
FRACT OSCは画面に必要最低限の情報しか表示してないんですよね。でもUIはこのような形で存在しているというか。そう考えると凄いSFしてて面白いです。(独断)
さて、本題に戻ります。
このゲームが音楽調査ゲームと自称しているには当然ワケがあります。 ちょっと前に「一人称アドベンチャー」とか言ったんですが、このジャンルには付き物な「謎解き要素」これが全て音楽が絡んだ内容となっています。
謎を解くと音が流れたり、音が流れるように配置をすると先に進めたり、足場を配置していくとそのままメロディになったり…
奥の装置が上手く動作すると音楽が流れると同時に画面中央の機械が動く。これがなかなかクール。各ロケーションにこのような機械がかならずある
上記のようなものを解くと
こんな風にメロディを入力するパズルが出てきます。
そして、これらのパズルをそれぞれ解いていくと最後の場所に
このような感じのディスプレイがあります。コイツを起動すると、スタジオの機能がアンロックされていく、という方式です。
アンロックが進むと様々な機能が使えるようになり
簡単に言うと音楽作れるようになります。
これは今後の記事で色々書いていきたいと思います。さすがにメタルやクラシックやグラインドコアやインダストリアルロックは作れません!!作れるなら俺も作りてぇよ!!
ちなみにマップはオープンワールドとはいえ、Farcry2とかSleeping Dogsとかとは違い(例えが微妙に分かりにくい)そんなに広くはありません。
見てくださいよこの圧倒的なスケール感!(?
謎解きを行うポイントの途中にあるロケーションなどもイカしていますし、一度謎を解いた場所を歩くのもなかなか楽しいです。
このゲームに言葉はほとんどありませんが、説明の無い謎解きを見つけ、解析し、反映させ、音を奏でるという要素は一貫しています。それはまるで滅びた文明の機械を動かしているかのよう。
FRACT OSCは初めたばかりだと音がまったくと言っていいほどありません。
しかし。
あなたが自ら赴き、謎を解いていく事でこの世界は音を取り戻していき、あなたが刻んだ音はこの世界に反映されていきます。
そして、この世界全てが楽器となり、あなたはその奏者となり、指揮者となるのです。
え?「何言ってんだこの邪気眼は」だって?
最後まで遊べばなんとなく分かると思います。
それでは次は「適当に音楽を作ったけどそれっぽく聴こえる!こいつも全部FRACT OSCのおかげさ!!」でお会いしましょう!!(嘘